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甲野 陽紀
こうの はるのり

身体技法研究者

1986年、東京都生まれ。
高校卒業後、武術研究者・甲野善紀の武術指導のアシスタントとして、
国内外における各地の講座・講習会に同行。

2007年より単独での講師として各地に招かれ、武術を基盤としながらも独自の視点による身体技法を展開する。


日常動作、スポーツ、介護、楽器奏法など幅広いジャンルとのつながりを通して、人の身体の持つ不思議さ・面白さに興味を持ち、武術だけにとどまらない身体の可能性について日々探求を始める。

講師として活動するなかで、自分の探求する方向性について疑問を感じ、一時は講師活動を大幅に減らし、あらためて考え直す時期を迎える。

その間は演劇制作スタッフなど、イベントを運営する側の視点を通して多角的に物事をみる視点を学ぶ時間を過ごす。

2011年よりあらためて講師活動を本格的に再開。

日常動作やスポーツなどの身体運用に有効な技術の研究や紹介をすることは引き続き行ないながらも、身体が担う役割の範囲をより大きく捉え直して活動を始める。

身体の動き方や捉え方を変えることによって、動作の改善だけでなく、自身の心の移り変わりや人間関係の在り方を変えていくことにも有効であるという視点を常に踏まえての講座に取り組んでいる。

研究する際にも、分野や流儀、流派にとらわれない立場で身体技法の研究を進めており、達人や名人と呼ばれるほどの技量を持つ武術家や職人などの技から、街中を歩く人の何気ない仕草まで、人が無意識のうちに行なっている瞬間の動きを観察・分析する研究を基盤に、注意の向け方や言葉の使い方などとの関係からさまざまに変化する身体の動きを読み解き、そのエッセンスを日常に役立つ技法として提案している。

研究テーマは日々新しい視点で取り組んでいるため、定期講座では毎回テーマに新しいモチーフを取り上げており、身体を通して自分自身をあらためて再発見する場をつくっている。

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現在は東京(多摩市、文京区)、長野、浜松、大阪にて定期的な講座を開いており、朝日カルチャーセンター新宿・千葉、よみうりカルチャー自由が丘などでも講師も務め、体験の場を広げている。

その他にも全国各地の団体・組織などからの依頼による講習会や研修会の講師も務め、そのジャンルは多岐におよぶ。
教育(東京医科歯科大学、防衛大学校、都立新宿山吹高校ほか)、
スポーツ(長野体育センター、三洋電機ラグビーチームほか)、
介護(国立リハビリセンター、千葉大学医学部、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会ほか)
その他(中央労働災害防止協会、広島県福山市)など。

書籍やDVDで研究内容も紹介しており、
著書に『身体は「わたし」を映す間鏡である』(和器出版)があり、
共著には『驚くほど日常生活を楽にする武術&身体術「カラダの技」の活かし方』(山と渓谷社)、
『甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方』(山と渓谷社)がある。

テレビでの出演の経験もあり、番組ナビゲーターに簡単に違いを体験できる身体の動きを紹介をする機会もある。

「NHK WORLD Medical Frontiers」(NHK WORLD) 2019年 
※エリカ・アンギャルさん

「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日)2016年
※マツコ・デラックスさん

「ZIP!」(日本テレビ)2014年 他

ほかにもインタビュー記事として、

「プレジデントFamily 2011年5月号」(プレジデント社)、
「MyAge vol.23 2021春号」(集英社)
「小三・小四 教育技術 2009年7・8月号」(小学館)、
「中学・高校バスケットボール 2009年 01月号」(白夜書房)、「脳活体育」(スキージャーナル社)に掲載。
中央労働災害防止協会の季刊誌オアシスでの執筆も担当。
などがある。

今後はより広い範囲での身体を通したことによる学びの場を増やしたいと思い、活動を続けている。